とりぱん8巻に、「マイマイガ大発生事件」 という実話があります。
ある夏に作者の住む町で起きた出来事なのですが、
これと同じような惨劇が、かつて私の地元でもあったのです。
『ツマグロヨコバイ大発生事件』
当時小学生だった私は、夜、家族と一緒にスーパーへ行ったんです。
この日はツマグロヨコバイという虫が異常に多く、店の中も虫だらけ。
目を開けてるのもつらく、トイレに逃げ込んでしまったくらいのひどさ!
とても買い物どころではないので帰ろうと、駐車場に戻ってみると・・・

(↑当時の様子を、恐怖で手を震わせながら絵で再現してみました)
ちょうど街灯の真下に停めていたウチの車は、
まるで青海苔をふりかけたように、虫に覆われているじゃありませんか!
今では、あれは夢だったんじゃないかとさえ思えてきます。
でも事実なのです。
ちなみに、
妻夫木聡 ツマグロヨコバイはこんな感じです。

緑色で、米粒くらいの大きさで、人間には害のない虫です。
昔は、夏の夜には必ず灯りの下にいたのに、現在は一匹たりとも見かけません。
先日、庭の蛍も見かけなくなったと書きましたが、
色んな虫が、身の回りからどんどん姿を消していってます。
虫嫌いの私にとっては好都合とはいえ、なんか・・・悲しいですね。