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だいぶご無沙汰してしまいました…。

6月に初めて訪れた岩手の被災地の様子を少々報告したいと思います。


前回のブログで紹介した岩手屈指の景勝地「浄土ヶ浜」や、

宮城の松島なんかは抵抗感なく観光して頂けると思うんですが、

やはり沿岸部をドライブしていると、

「3年目の現実」を目の当たりにすることになります。





まず、こちらは田老町の防潮堤です。




こんな動画見てもなんだかわからないですよね。

時間がなくて、私自身も堤防の上にちょっと上っただけなんですが、

とりあえず、海が見えないことに驚きました。

この堤防は全体がX状になっていて(なっていた)、

私が立っていたのは海から離れた部分だったようです。

いわば「城壁」といったところでしょうか。


↓ 下の写真で、堤防が二股になっているの分かります? 左が海側です。






↓ 右が内陸側。震災前はビッシリ家が立ち並んでいました。






↓ 先ほどとは反対側の二股。正面奥は「たろう観光ホテル」です。






↓ こちらがそのホテル。4階まで津波が来たそうです。





震災を象徴するものが次々と姿を消す中、

こちらのホテルは震災遺構としての保存が決定したようです。

以前ニュースで見たんですが、

防災学習として訪れた学生さんたちに、

このホテルの6階から撮影された津波の映像を

実際に6階の部屋に上がって見てもらっていました。

ただ壊れたホテルを下から眺めるだけよりも、

当時の状況がよりリアルに伝わったんじゃないでしょうか。

堤防についても、頼めばガイドさんが説明してくれるので、

私もまた訪れた際には、じっくりお話を伺いたいです。


ちなみに、このホテルをネットで検索したら、

楽天トラベルに震災前のままで掲載されていました。

よければ参考までにご覧になってみて下さい。




続けて「奇跡の一本松」について書こうと思いましたが、

長くなるので、とりあえず次回にしときます。


           
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Comment

>ととろさん

  • カモミール
  • 2014-08-05 23:28
  • edit
きちんとお伝えできず、ゴメンなさい(>_<)
仮設住宅のように見える建物は、水産関係の施設か何かです。
田老の堤防は大きくX状の形をしていて、
簡単に言えばXの上の部分に漁港があり、
観光ホテルはXの左側部分のエリア内になります。
鉄道や国道が通っているのはXの下部分。
二重構造の城壁みたいな造りだったわけです。

被災地で個人レベルでの住宅再建はあっても、
丸ごと消えた集落が元のように戻った所は
どこにもないんじゃないかと思います。

いつもこちらのことを気にかけて下さり、
本当にありがとうございます。
それだけでも充分ですよ。

無題

  • ととろ
  • 2014-08-04 13:45
  • edit
防潮堤の様子が、よく理解できないのですが、仮設住宅はもしかして防潮堤の外側(海側)にあるのでしょうか?
もしそうだとしたら、信じられないと思いました。
生活道路等は、復旧しているようですが、個人的にはまだまだ
生活の立て直しまで行っていない人がほとんどなのでしょうか?
遠く離れた、私たちに何ができるか考えてみます・・・。
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