皆さん、
一度も会ったことのない私なんかの身を案じて下さり、
本当にありがとうございます。
コメントを何度も眺めては励まされています。
しばらくは、被災地リポートのような感じで
こちらの状況を伝えていこうかと思います。
ニュース等でご存知かとは思いますが、
よろしければお付き合い下さい。
まず、地震当日の様子から。
私の職場は仙台駅に近い場所にあり、当時はビルの15階にいました。
大きい横揺れが長いこと続き、その後、停電。
室内は散乱してるだけで損傷もなく、窓の外の街の様子も、信号が消えてる以外は、特に大きな被害はない様子。
宮城ではここ数年震度6を何度も経験しており、私は「またか」くらいに思ってたんです。その時点では。
ただ突然雪が降り出し、窓の外が真っ白で見えなくなったのには、ちょっと気味悪さを感じました。
地震に関する詳しい情報もないまま、
しばらくして職場は解散。
私の家は仙台駅から電車で約40分。
通勤に小一時間かかる距離なので、歩けば30kmはあるでしょうか。
職場に残っても良かったんですが、とにかく家に帰りたいので歩くことにしました。
封鎖された仙台駅前を出発したのが17時。
外壁が一部落下したビル等もあり、余震に怯えながら頭をマフラーで覆って歩きました。
日が沈むと、停電した街は真っ暗に。
車のライトだけが頼りなので、沿道に危険そうな建物がなく、かつ交通量のあるルートを選びました。
何故か道路は仙台市内へ向かう方の車線だけが大渋滞。
私の家のある方向はガラガラなんです。いつもなら逆なのに。
今ならその意味もわかるんですけどね…。
つづく
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