今年の3月6日、地元の浜で撮影。
冬、寒風に耐えながら砂浜に腰をおろしてのバードウォッチング。
お目当ては毎年ピンポイントで同じ場所に現われるクロガモさん。
誰もいない淋しい浜に「ピープー」と彼らの鳴き声。
まるで鼻が詰まってる時に出る音みたいで笑っちゃう。
寒さなんてなんのその。 それは楽しい休日の海。

この5日後、この浜は姿を変えた。
もし、この時に津波が来ていたら、私はどうなっていただろう。
なんて、意味のないことを考えてみてしまう。
地元紙を読んでいたら、
10代の震災孤児が両親の遺骨を抱いて海に身を投げた・・・とあった。
人の一生って、何だろうって思ってしまう。
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