プレイスレス、プライスレス。

先週末に行った、私のお気に入りスポット。

小さい沼ながら毎年白鳥が訪れ、

さほど人も来ないので、いい感じにひっそりとています。

すぐ脇に東屋のような建物があり、

冬になると農家の人が持って来るのか、

白鳥の餌用に籾殻がどっさり置いてあったりします。

↓ 下は震災前の写真。　後ろにあるのがその小屋です。




↓ で、現在。

東屋は基礎だけ残り、すっかりなくなってしまっています。

お盆にも一度来ているので知ってはいましたが、

今回ショックだったのは、この場所がガレキ置き場になってしまったこと。

私の心のオアシスがぁぁぁぁ～～～(T-T)




↓ 沼を背にして反対側は、畑と民家がありました。

この写真は震災直前の3月6日に撮影。




↓ 現在の同じ場所。何にも残ってません。

写真奥が海で、この辺は集落まるごと消えてしまいました。

白鳥を気にかけていてくれたであろう近所の農家の人は

どうか無事であってほしいです。




時間が経つごとに復旧・復興へ向かっているとはいえ、

ガレキが撤去され何もなくなった荒野は、

震災直後のガレキだらけの風景よりも不気味な感じです。


今日のニュースで被災地の地価下落についてやってましたが、

まぁ、こんな状態ですからね・・・。

でも、住民の方々や私にとっては、

プライスレスな大切な場所であることに変わりありません。